形の無いものを正確に伝え合うことは困難だ。

…だから、伝え合う工夫と努力と情熱を持っていたい。

力が求めているものを的確に聴き取ることは難しい。

…だから、こだわりのない心と理解する知識を持っていたい。

伝える側にとっても、また自身の求めるものを正確に人に伝えることは難しい。

…だから、心の広さと聴き出す技術を私たちは持っていたい。

本当に相手に必要なものは、その人が考えていることと異なっているかもしれない。

…だから、相手の真の望みを理解するには冷静な心も必要になる。

私たちは人々と真の喜びを分かち合うために、このような心を持った人間でありたいと思っています。

「要求分析」、「計画」、「設計」、「開発」、「検査」…。モノづくりにおける創造性は、あらゆる工程で発揮される必要があります。新しいモノを生み出すための創造性はもちろん、より効率的に作り上げるためにも、品質を高め、保持するためにも、想像力は重要です。社員一人ひとりの想像力が十二分に発揮されてこそ各工程に反映され、より優れた製品が生み出されるのです。

技術開発体制のあり方や生産体制のあり方に対し、きめ細やかな態度で取り組み、全てにおける向上を常々考えています。そうした、姿勢から技術が磨かれ、信頼が得られ、自身を持って世に問える製品へと結びつけられてゆくのです。

「人」と「組織」が作り出す「商品」。

私たちは、その３つのつながりの重要性を見つめ直し、製品づくりを通じて社会に貢献できることを目標にしています。

お客様の信頼に答えるためには、信頼の上に成り立つ組織でなければなりません。

お互いの力を認め合うことから、創意工夫が生まれ新しい成長ができる。

そして、それらがいつも気持ちよくできる環境でなければ、と思います。

そのために…

家庭生活においては、「十分な収入」が得られ、

自分や家族のためには、「ゆとりのある時間」を持つことができ、

人生の1/3を過ごす企業での日々が「心豊か」で「充実感」を得られる。

これらを日本ビーコムの目的とすることが、信頼を深めてゆく上でさらに大切なことであると考えています。

社員一人ひとりは奏者としての技術と感性を鍛え、指揮者は調和と奏者の力を引き出す能力を高め、

力を併せた演奏により人々に感動を与える。

私たちは、そのような組織を目指しています。